体を支えるもの

純水は身体に毒!?

私たちの生活に必需品なのが、水です。
以前は、水道水でもおいしく飲めるような時代でした。
それが今では、塩素などを使って浄水されているため、水道水をおいしいと言って飲める地域は限られてきました。
なので、飲み水を買う時代へと変わってきました。

最近では、水の種類もたくさん増えてきているので、何をどう選んだらいいのか迷ってしまうこともあります。
中でも純水は、名前からしていいのかなと思う人もいますが、からだに毒という人もいます。
それはなぜでしょうか。

まず純水とは、水に含まれている不純物をろ過して取り除かれた水のことを指します。
水の中には、いろんな成分が含まれていて、ミネラルなどの栄養素も除去してあるのが、純水です。
何も不純物が入っていなければいいのでは?と感じるのかもしれませんが、身体に毒といわれる要素もあります。
それは、個人の体質にもよりますが、純水を飲むと下痢をしやすいということです。

なぜかというと、純粋にはミネラルが含まれていないことが得原因です。
水を飲むと各消化器官を通って、からだの外に出ます。
その時にミネラルなどのイオン物質がないと、体内に水分が吸収されにくくなります。
そのため吸収しやすいように、体内ミネラルを奪ってしまう場合があります。
これにより身体のバランスがくずれてしまい、身体に毒だといわれる一つの理由だといえます。

しかしこれも、ひとによって大きな差があります。
純水を飲んでも全く何にもない人もいれば、すぐに影響が出る人もいます。
純水は確か口にする前までは不純物もありませんが、口に入れたら口の中のミネラル成分が溶けて純水ではない状態になることも考えられます。
なのでかならずしも毒だとは言えません。

特に水の場合は一度に摂取すると、胃などの臓器に大きな影響を与えるので、純水かどうかという点では個人差が出てしまうので、飲み方などに注意したほうがいいといえます。
水は身体にとって必要なものです。
だからこそ、一日の摂取量を守った上で、自分に合った水探しをしましょう。
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