体を支えるもの

海外の水の特徴

私たちの日常生活に欠かせないのが水です。
日本のほとんどは軟水を使用しているため、全国どこに行っても飲み水に困るということはありません。
しかし、よく海外に行くと、飲み水は飲んではいけないと耳にします。
また実際飲んで、お腹を下したり体調を崩してしまう人もいます。
なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか。

それは海外の水の特徴と、日本の水の違いが大きく影響しています。
まず日本はほとんどの地域で、軟水を使用してします。
軟水はあまりミネラル成分がないため、癖がなくて飲みやすく出来ています。
それに比べて硬水は、ミネラル成分が多い分癖を感じる人が多いです。
硬度がさほど高くなければ、あまり問題はなく、むしろ身体に必要なミネラル成分が摂取できるのでおすすめです。

しかし、海外で飲まれる水は高い硬度のものが多いです。
なので一度に多くのミネラル成分を含んだ水を摂取すると、腸への刺激がとても強く下痢などの原因につながってしまいます。
長期間滞在する場合は、少しずつ硬水にならしていけば、数ヵ月後には普通に飲んでも大丈夫な身体へと変わります。
短期間の滞在であれば、一度にあまりたくさんの水分をとらないようにするか、軟水のミネラルウォーターを買って飲むといいでしょう。

日本においても海外の水は多く輸入しています。
特にペットボトルのデザイン性などがおしゃれなため、若者を中心に広がっています。
海外のミネラルウォーターのほとんどは硬水となっていますので、運動した後のミネラル成分の補給などには、海外の水は適しています。
またミネラル成分の働きにより、腸が活発になるため、便秘気味の人にはお薦めです。

海外の水の中でも、硬度がとても高いものもあります。
日本の水は、硬度60ぐらいの軟水です。
基本的には、硬度が180以上の場合は、飲んでいると癖が強いと感じてきます。
海外の水の中でも、硬度が1500近い超硬水といわれるものも販売されています。
かなり硬度が強く、一度に飲むと胃や腸などに大きな負担をかけてしまいます。

海外の水を飲む際には、硬度を一度確認すると安心して飲むことができます。
また飲む際には、時間をかけてゆっくりと飲むと、身体への負担も少なくて済みます。
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