体を支えるもの

日本の水は殆どが軟水

お水といえば、私たちの生活には欠かせない大事な物の一つです。
人間が一週間お水をとらなければ、死んでしまうという大事な要素です。

日本人はとても水に恵まれた国といえます。
なぜなら世界の中でも水道水を飲むことができる、数少ない国だからです。
今では水道水をおいしいと感じて飲める地域も限られてきて、買う時代へと変わりつつあります。

日本の水の特徴としてあげられるのは、ほとんどの地域で飲まれているのが、軟水だということです。
アメリカやヨーロッパなどでは硬水がほとんどですが、日本でも沖縄本島と関東の一部は硬水です。
沖縄の水道水では、硬水の硬度を下げて提供するなどの対応がされています。

なぜ日本の水のほとんどが、軟水なのでしょうか?
それは日本の地形、地層が大きく影響しています。
まず、私たちが水道水などで使用する水は、地下からくみ上げた水を使用しています。
その地下の水がどのように出来上がっているかで、水の硬度が決まってきます。

軟水である雨が降ると、その雨は土にしみこんでいきます。
その雨による水分が地層にしみわたっていきます。
その地層に石灰岩などが多い土地柄の場合は、カルシウムやマグネシウムが多く含まれています。
そこを浸透していくっため、硬度が高くなって硬水が出来上がります。
ヨーロッパなどでは、大陸が長くつづいていて、川も長く石灰岩の地層なため、硬水が生活水になっています。

日本には、石灰岩を多く含んだ地層が少ないということが、ほとんど軟水である理由の一つにあげられます。
そしてさらに日本列島全体は、離れ島なので水に囲まれています。
よって、大陸と違い地層に水分が滞在している時間が短いといえます。

日本はこういった地層の環境から、ほとんどの水が軟水となっています。
普段から軟水の水に親しまれているため、日本で発売しているミネラルウォーターのほとんどが軟水のものが多いです。
日本で硬水の飲料水を簡単に手に入れるためには、海外製のミネラルウォーターなどが手軽に入手できます。
それでもやはり一番多いのは、全国各地の天然水http://www.ensobottles.com/nature.htmlで軟水のものが人気がある傾向です。
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