体を支えるもの

水のミネラル分を知ろう

水は無色透明なので、それも同じで水質などあまり関係ないと思いがちです。
しかし、選ぶ水によっては、人間に必要なミネラル成分が多く含んだものがあります。
水は毎日何かしらの形で摂取していますので、同じ摂取するなら身体にいいものを、ライフスタイルに取り入れてみたいと思いませんか?

今回は水には、どのようなミネラル成分が含まれているか考えてみましょう。
よく販売されている水のラベルに「ミネラル成分含まれています」などと書かれたものが増えています。
ミネラルとは、私たちの体を形成するために必要な栄養素の一つです。
具体的に言うと、亜鉛、鉄、銅、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ヨウ素、リンの13成分のことを指します。
よく耳にする成分もあれば、初めて聞くような名前もあるかと思います。

人間の体の中でも骨の形成、脂肪の代謝、タンパク質の合成・分解、活性酸素の抑制、酵素の活性化などいろんな面において影響を及ぼしています。
どのミネラル成分も身体に必要なもので、バランス良く上手に摂取することで健康的な体を手に入れることができます。
そして動脈硬化や糖尿病、貧血、頭痛などの病気の予防にもつながります。
これらのことを考えると、ミネラルが私たちの体にはとても大事だといえます。

そして、水に多く含まれるミネラル成分は、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどがあげられます。
特にカルシウム、マグネシウムの量によって水は、軟水と硬水に分かれます。
これらのミネラルが含まれている量が多ければ多いほど、硬水になります。

カルシウムは、人間の骨を形成する為に必要な成分です。
カルシウム不足をよく耳にする現代では、虫歯や骨粗しょう症などの病気にかかる人が増えています。
またイライラしやすくなり、精神状態にも影響してきますので、積極的に摂取したい栄養素の一つです。

マグネシウムは、糖分をエネルギーに変え、ホルモンのバランスを整えてくれます。
また骨や歯に含まれているため、骨に入るカルシウムの量を調整する役割があります。

カリウムとナトリウムは、一定のバランスをとることで血圧を安定させていますので、どちらかを過剰に摂取すると体に悪影響を及ぼします。
特にナトリウムは、塩分として摂取しているので、普段の食生活で過剰摂取しやすくなっています。
カリウムは、腸の動きを助けてくれるので便秘の解消に役立ちます。
ナトリウムは、不足すると筋肉の収縮に影響があり、筋肉痛や神経にも影響してきます。

これらのことを考えると、ミネラル成分は私たちの体に必ず必要で、バランス良く取ることが大事だといえます。
Copyright(C) すべての食べ物に All Rights Reserved.